忍者ブログ

日々思うことや好きなことをゆるゆると。商業活動の情報もあり。

   
カテゴリー「日記」の記事一覧
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

38324118_1372278336.jpg
一度覗いてみたいな~と思っていた『住まいのミュージアム 大阪くらしの今昔館』
今回の秋休みの帰省の折に友人を巻き込んで遊びに行ってきました。

天保初年(1830年代前半)の大坂の町並みを実物大で復元しているそうです。
東京にある深川江戸資料館にかなり似ていますが
こちらは座敷に上がったり調度品にさわったりといったことはできなかったりします。
(部分的にはOK)
38324118_1992423478.jpg 38324118_2957181401.jpg
それでも、建物の造りはかなりしっかりしていて
日が暮れたり夕立が降ったりなどの演出もあるし
江戸と上方の違いを発見できたりもしてなかなかの面白スポット。
町並み解説を落語家で人間国宝の桂米朝さんがしてくれてんのも憎いですなぁ。

38324118_1653690527.jpg
明治時代や大正時代スペースは
ミニチュア紹介になってましたがこれも見ていてわくわくしますよ。
そういや着物姿だったからか、
長屋から出た瞬間に他のお客さんにびっくりされたのでした。
「マネキンかとおもった~~」って(笑)

驚かせてすんません。
PR
IMG_5359.JPG
熊野方面へ行くはずが…(笑)

家族の希望と高速道路の込み具合などを考慮して滋賀方面へ行くことに。
途中、甲賀の忍術村を散策しつつ(明らかにちっちゃい子供向けのスポット;)
信楽焼きで有名な信楽へ。
車に乗って出かけるというのが目的のようなものなので
はっきり言ってしまえば遊びに行くのはどこでも良いのですけどねー。
日帰りでしたがなかなか楽しい旅行になったのでありました。
IMG_5364.JPG
古民家を改装したお店で食べた蕎麦に大満足!
これだけでも来た甲斐があったよー。
ゴールデンウィークの拡大スペシャルということで
国際展示場の2ホールを使っての開催。
午後から天気が崩れるということでしたが気合を入れて着物で出かけてきました。
いつもお世話になってる着物同好会さんのスペースにお邪魔するということもありまして。

会場に向うまでの道すがらでも結構ヘロヘロになってたんですが
案の定、会場内の熱気と湿度が半端なくてのぼせるかと思いました…。
しかも皆さん洋服じゃないですかーーー着物私だけ!?
やっぱり当日のお天気と気温を考慮して着るのを見送った方が多かったみたい。
その後、着物姿のオオノさんに出会ってほっとしましたが。

さて、今回も出張編集部に持ち込みに行ってきました。
新作がないので過去に出した同人誌の最後の一冊と
ここ数年お仕事で描かせてもらった江戸漫画をファイルに入れて。

数回持ち込みを重ねてるので(行ってる出版社は違うけど)
さすがに言われることにも予想が付くというか
「ああ、やっぱりそこなのね…」と思うことがちらほら。
自分の描きたいものと読者が読みたいもののバランスをとるのが
改めて難しいなぁと感じたのでした。
同人誌なら自分が好きに描いてなんぼのものだけどさー。

とにかく新作が描けないとどうにもならんので頑張るしかないです。
目指してる方向性から考えても少年誌や少女誌みたいな
年齢制限はないと思うのでその点はそこまで心配してないんですけど
さすがにちょっと危機感をもたねばならんなぁと思ってます。
あと、妄想をもっと垂れ流せる精神が欲しい!!
どうも気恥ずかしさが先に立っちゃってそんな風にかけないっつーかなんつーか
いったい昔の私はどうやって何考えて漫画描いてたんでしょ。
(たぶんなんも考えてなかったんだろうな…;)
人が読むであろう日記であんまり愚痴っぽいことは
書かない様にしてたんですが今回はちょっとぼやいちゃいました。すみませぬ。

それはさておき。
イベント中もそうでしたが終了後のご飯中もしゃべり倒してましたよ。
IMG_4264.JPG
天重にお蕎麦ウマウマ。
創作に関する最近の不安とかも吐き出しまくってたので
帰宅後はちょっと自己嫌悪で凹んでました。
たぶんオオノさんに一番御迷惑をかけたような気が…。
おばか話にお付き合い頂いてほんまにありがとうございました。

帰宅後、上記の漫画話とは一切関係ないですが嬉しいことがありました。
ドイツのおっさんことラムシュタイン ( リンク先は音が出ます)のツアーが決定したことです。
ri-mann.jpg
ひゃっほーい!と、どさくさに紛れてイラストを貼ってみる。

ヨーロッパ圏だけだけどな。

11月8日にポルトガルのリスボンからスタートして
ヨーロッパ諸国を周り12月18、19日にベルリンで2日間公演をした後
バンドはツアーを一時休止してクリスマス休暇を取るらしい。

来年には日本に来るといいよ。というか来い!!!!
そのライブを観る事を目標にして私はきっと生きていける。
22日に念願の浅草散策してきましたー。
大阪から友人が遊びに来てたので東京観光といえば…と思いまして。
東京在住の先輩Tさんと隣人Oも誘って忘年会も兼ねた会に。
大学時代のサークルで先輩後輩だった4人です。

私のたっての希望(笑)で履物問屋の「長谷川商店」へ。
ドアを開けると箱いっぱいの鼻緒に下駄&草履の台。特に鼻緒は色と素材の洪水ですな。
これも素敵!あれもいい!と目移りしまくりましたが
当初の目的、竹皮下駄の台を手に取り鼻緒は憧れの印伝を選んでみました。

パーツを選ぶと職人さんがその場で鼻緒をすげてくれます。
職人さんは4人いるみたいでしたが
私の下駄に鼻緒をすげてくれたのはおじいちゃんの2人。
鼻緒に入りすぎている綿を抜いたり、長さや角度を調節したりと
その手際はずっと観ていても全然飽きませんでした。
しかも予想していた値段よりずっとお安い!ひゃっほー♪
IMG_3873.JPG
今度は草履買いにきたいかも。
そういや私の前のお客さんは日本髪を結った芸者さんでした。
下駄の修理と鼻緒のすげ替えをお願いしに来てたみたい。
箱一杯に磨り減った下駄や草履が入ってましたよ。ちょっと貴重な体験だったなぁ。

浅草といえば何より浅草寺。まずはお参りせねばね。
その後はぶらぶらしつつあげまんじゅう芋きんを食べ歩き。
どっちも美味しい~~!
最後に和泉屋という煎餅屋でお土産を物色。ここはディスプレイも綺麗で良い感じです。

他にももっとゆっくり観て廻りたかったのですが
雨は降り始めるし風は半端なく吹き付けるしで凍えるかと…。
せっかくの着た着物が台無しだ~~。いや着物はウールだから良いけど絞りの羽織があぁぁ。
やっぱり雨用のコートをそろそろ買うべきかなぁ。それともう少し防寒対策を立てたいですな。
アームウォーマーとか手袋があると全然違うだろうし
ストールももう少し厚手のものが必要だわーこりゃ。

ぶるぶる震えながら予約していた軍鶏鍋屋「軍鶏家」へ。
このお店がかなりの当たりでした。お店の雰囲気も静かで良いし、料理も美味いです。
単品料理を中心に頼んだんですが一人4000円弱でかなりの充実感。
(お酒をあまり飲まないメンバーというのもありますが。)
今度行くことがあったら要予約という「鬼平鍋」が食べたいなー。

そういや、浅草寺で引いたおみくじは半吉でした。今回は凶じゃなかったよかった!
浅草寺で引くおみくじは何故か凶の確立が異常に高くて怖いんだよなぁ。
まぁ来年の初詣で大吉を引けば良いということで。
ポチ袋は来年姪っ子に上げるお年玉用に煎餅屋さんのお隣にあった和紙屋さんで購入。
0b6f8cb8.jpeg
ふふふ…私が満足するだけの品ですけどね!
ユーリ・シモノフ指揮
モスクワ・フィルハーモニー交響楽団

[曲目]
・チャイコフスキー:スラヴ行進曲op.31
・ボロディン:弦楽四重奏曲第2番より第3楽章「ノクターン」
・チャイコフスキー:序曲「1812年」op.49
・プロコフィエフ:バレエ組曲「ロメオとジュリエット」op.64より


東京オペラシティ
のクラッシックコンサートに行ってきました。
ロシア人指揮者ユーリ・シモノフに再び会うためです。
このおじさん(というかもうおじいちゃん?)たいへんサービス精神にあふれた方で
指揮台パフォーマンスが半端じゃないのです。
友人は数年前に偶然このシモノフが振るオケを聞いたのですが
(その時はフジコ・ヘミングとの共演)それがとてつもなくすごかったそうで…
いっぺんにお気に入りの指揮者になったとか。

以前誘っていただいたコンサートでは
ソリストのピアニストと組んだ公演だったんですが今回は彼がメイン。
おかげでチケットも若干お安くなってました。(日本ではメジャーではないので)
チケットは前回と同じく上記の友人が半年程前から押さえてくれました。
私は一番安いチケットだったんで前半は3階席から鑑賞。
オケの右側を上から眺める位置で普通に腰掛けてるとシモノフの後頭部しか見えないよ!
そんなわけで手すりから乗り出すようにして観てました~;

例によってレポート画を描いてみましたよ。左の人形は一応、シモノフの指揮を図解したもの;
モスクワフィルの皆さんも個性的な面々で観てるだけで楽しいです。
(クリックするともうちょっと大きくなります)
4bf273bb.jpg

一曲目はチャイコフスキーの「スラヴ行進曲」。
オスマン帝国によるセルビア人殺害を追悼し犠牲者のために捧げられた作品だそう。
主題にふたつのセルビアの民謡を用いているそうです。
たぶんその民謡部分と思われるメインの曲調がかなり好き!
シモノフの指揮だとものすごくメリハリがあるかも?
二曲目はボロディンの「ノクターン」。弦楽器のみの演奏でしっとりめの曲調。
彼の動きもゆったりふわふわしてました。最後は小動物のように小さく縮こまってキメ!
三曲目はチャイコフスキーの「大序曲1812年」。
有名なナポレオンのモスクワ敗北をモチーフに作曲。
モスクワ遠征を描写するために大太鼓の変わりに大砲を使ったりしたそうです。
これでもかと言うほどドンガンバンバン!グワッシャ~ン!と派手派手しい曲で
アドレナリンが大放出されそうな感じですね。シモノフはもちろん大暴れ。
軽やかなステップを踏みながら、激しい指差し確認を繰り出します。
昔はジャンプもしてたそうですが御歳67歳ですしね。
さすがにその勇姿は拝めませんでした。残念だ~。

しかし前半だけでかなりの充実ぶりですね。
休憩時間は1階席で鑑賞していた友人と合流しシモノフ話で大盛り上がり。
面白い面白い言い過ぎだけど、だって面白いからしかたがないよね。
友人曰く「大暴れして壇上から転げ落ちそうになるかと思う指揮者は
他にいくらでも居るけど…なぜか笑えるのはシモノフだけなんだよね。不思議~。」

後半はこっそり1階の空いてる席に移動させていただきました。
オケの全体は見えなくなりましたが演奏者の表情がわかるすごく良い席!
シモノフがよく見えすぎてむしろ危険かも。ニヤニヤ笑いが止まりません。
トリを飾る曲はバレエ組曲「ロメオとジュリエット」。
全部通して聴くと45分もある大作なのでシモノフ抜粋による演奏。
ソフトバンクのCMで使われてるので聴いたことある人多いかも。
決闘シーンでは指揮棒でズッバズバ人が刺されて死んでましたね。やばい面白すぎる。
しかし抜粋と言えども曲が異様に長い!
二人があはは~うふふ~と戯れてるっぽい場面で一瞬気が遠くなりかけましたが
最後はまた盛り返して決めてくれました。

アンコール曲は三回。
一回目、二回目はすんなり出てきてスパーンと演奏してくれましたが
三回目はポケットから懐中時計を取り出し「もう時間が無いよ」と小芝居を挟み
いきなり指揮を始めてたかと思うとピタッと曲を止め客席を振り返って
「もう少しやった方がいい?」と小首をかしげ再度演奏開始。
まったくエンターティナーなおじいちゃんだわ~!

鳴り止まない拍手に最後は楽譜台の埃を払い楽譜を脇に抱えて引っ込むし。
楽団員もそれに合わせてものすごい勢いではけたのが笑えました。
舞台上で数人残った楽団員が互いに記念撮影を始めたりしたのにはビックリでしたよ。

にしてもこんなに面白いコンサートならまた機会があれば行きたいなぁ。
興奮冷めやらぬ感じなのでシモノフ指揮のCD(チャイコフスキー)を借りまして
只今ヘビーローテーションです♪
おまけ オケ練習風景を撮ったらしきシモノフの動画を発見しました!
面白さの片鱗が伝わるかと思うのでアドレス貼っておきます。
踊るマエストロ
どんどん可愛いおじいちゃんになっとるよ~。
  
HN:
桐丸ゆい
性別:
非公開
趣味:
読書(主に時代小説)
自己紹介:
時代劇、時代小説好きが高じてお江戸漫画を執筆。隔月発行『ラッキー!クロスワード』で「こんびに!」、『めしざんまい』で「落語めし」、毎月12日発売『まんがタイムジャンボ』で「江戸の蔦屋さん」連載中。
Copyright ©  -- 桐乃葉書房的雑記帳 --  All Rights Reserved

Design by CriCri / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]