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カテゴリー「江戸関係の資料本」の記事一覧
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 IMG_2265.JPG
「百年前の日本【写真編】」 「モースの見た日本【民具編】」
10何年か前に発売された本の普及版。
求めやすい価格になってバンザイの一言です。それでも
結構なお値段になりますが中身を見れば納得ですよ。
これがもう文句なしに素晴らしく面白い。

写真編はタイトル通り100年前の日本の風景を撮った写真を紹介した本で、もう一つの民具編はアメリカ人のモース氏が集めた日本の民具を紹介した本になっています。
まだ江戸の空気を色濃く残す明治時代の風景がたまらない!
若干演出された写真もあるのですがそれでも充分に伝わってくるものがあります。

なにより感動したのは民具編。よくぞここまで集めたなぁという品の数々。
当時の日本人にすれば身近に存在するものであり、生活用具として使用するものであり
収集するような品ではないのですよ。どれもこれも。
(羊羹の缶詰までも保存されてたのは笑った。鰹節とか海苔もあります。)
それが外国人の目を通してみると収集の対象になるんですな。浮世絵しかり。
おかげで100年後の日本人にとても喜ばれる本となっております。ありがたや。

IMG_2266.JPG「江戸のくらし風俗大事典」
黄表紙や絵本の挿し絵を3000点収録した驚異的な本。
系統立てて絵を並べてくれているので必要なものがとても
探しやすいです。よくここまで揃えてくれました!と叫びたく
なります。

しかもこの本、知り合いの編集者さんが関わっていた企画でして無料でいただいてしまった品なのですよ。わーい。いただいた当初は嬉しすぎてページをめくる手が震えました。
本が大きいからという理由もありますが。(笑)
「江戸の料理と食生活」
これは過去に描いたお仕事漫画「江戸の台所」の資料用に購入したもの。
江戸時代を料理と食生活から眺めるという趣向の本です。ビジュアルブックなので写真や図版が多用されていてわかりやすい。江戸の料理を再現したレシピ集が載ってるのがいいな。
また美味しそうなんだこれが。
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正月の頃からアゴ周りに居座っている大人ニキビがいまだに治りません。
病院で処方してもらってビタミン剤と抗生物質のんでるんですが
ちっとも効いてる気がしない…。

IMG_2251.JPGこちら、最近知人からお借りして読んでいた江戸資料本。
リサイクルに関するお江戸本をつくるという企画がありまして
その資料ということで借りたのですが
(結局その企画は流れたけど(泣))
特に大江戸生活体験事情がかなり興味深かったー。

江戸時代の生活を現代でできるかぎり再現して生活してみようという試み。
たとえば旧暦を使ったり天体の動きで時刻を感じたり
火打ち石で火をつけたり行灯の光でものをみてみたり着物でくらしてみたり。
実際自分がやるとなったら嫌というか、たぶん無理ですが
体験者のお話はとても面白かったです。

IMG_2252.JPGこっちは私がかなり以前に購入したお江戸本。
大江戸奇術考は手妻(今でいう手品)の図解本が欲しかったため購入。やっぱり絵より文章が多いんですけどねー。
謎解き広重「江戸百」は新書サイズで江戸百景を眺められる手軽さがよかった。絵解きをしてる方が執筆途中で亡くなってしまい解説が最後までないのがちょっと残念かも。まぁ、ふだんからあんまり解説を意識して作品を見たりしてないのですが。

熈代照覧は江戸東京博物館の特別展で見に行きましたがなんかもう人が多すぎて
ぐったりした記憶しかないです。江戸東京博物館って常設展だけでも充分満足できるし。
それにこうして本になって解説付きでゆっくり見られるならいいや~とか思ってたんですが
これベルリン東洋美術館の所蔵なのですよね。
いつか現物をもう一度みることができたらいいなとこっそり思ってます。

初の海外旅行はドイツにしたいと個人的に思っているので。
どうでもいいことですがここ1年ぐらいとある理由で異常にドイツかぶれです。

江戸に関する資料を購入したら書き込んでいこうかと思います。自分への備忘録も兼ねて。買ったものが本棚に入りきらなくて積み本になったままというのもあるし…。
 
こちらは主に使っている資料。 小さいし使いやすい。

江戸に関する本は大量に発売されてるのですが私としてはとにかく絵がいっぱい載ってる本がいい。ただ時代がバラバラに載っていたり、江戸の資料としては正しくはない場合もあります。
あくまで江戸の雰囲気を描きたいのでその辺は適当にチョイスして描いたりします。あんまり時代考証とかがちがちに固めるとつまらないと思うし。


IMG_2171.JPG実家に帰省した際に行った難波の高島屋で北斎展をしていたのですがそこで買ったこちらの本もなかなか良かったです。女性の髪形が写真で再現されてるのがいい!ほとんどのページがカラーってもありがたい。北斎漫画もかなり欲しかったけどとにかく高いんだよなー。北斎の線は楽しくって大好きなんだけどなーー。


IMG_2167.JPGでもそういった資料として
一番衝撃を受けたのは『江戸名所図会』
これは眺めてるだけでほんとに楽しすぎるしヤバイ。
江戸やその近郊の名所旧跡などを紹介した今で言う観光案内ガイドのようなものなのですがこれを作ろうと思った人えらすぎるよ。
本来は20冊のものですが、昭和の初期に翻訳されて発売されたみたいです。私が持ってるのはこれで全4巻。表紙とかありえないぐらいボロボロで本文もかなりシミだらけだけど、買ってほんとによかった。私が本格的に江戸にハマッた原因といっても過言ではないです。

  
HN:
桐丸ゆい
性別:
非公開
趣味:
読書(主に時代小説)
自己紹介:
時代劇、時代小説好きが高じてお江戸漫画を執筆。隔月発行『ラッキー!クロスワード』で「こんびに!」、『めしざんまい』で「落語めし」、毎月12日発売『まんがタイムジャンボ』で「江戸の蔦屋さん」連載中。
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