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お江戸本まみれ
「百年前の日本【写真編】」 「モースの見た日本【民具編】」
10何年か前に発売された本の普及版。
求めやすい価格になってバンザイの一言です。それでも
結構なお値段になりますが中身を見れば納得ですよ。
これがもう文句なしに素晴らしく面白い。
写真編はタイトル通り100年前の日本の風景を撮った写真を紹介した本で、もう一つの民具編はアメリカ人のモース氏が集めた日本の民具を紹介した本になっています。
まだ江戸の空気を色濃く残す明治時代の風景がたまらない!
若干演出された写真もあるのですがそれでも充分に伝わってくるものがあります。
なにより感動したのは民具編。よくぞここまで集めたなぁという品の数々。
当時の日本人にすれば身近に存在するものであり、生活用具として使用するものであり
収集するような品ではないのですよ。どれもこれも。
(羊羹の缶詰までも保存されてたのは笑った。鰹節とか海苔もあります。)
それが外国人の目を通してみると収集の対象になるんですな。浮世絵しかり。
おかげで100年後の日本人にとても喜ばれる本となっております。ありがたや。
「江戸のくらし風俗大事典」
黄表紙や絵本の挿し絵を3000点収録した驚異的な本。
系統立てて絵を並べてくれているので必要なものがとても
探しやすいです。よくここまで揃えてくれました!と叫びたく
なります。
しかもこの本、知り合いの編集者さんが関わっていた企画でして無料でいただいてしまった品なのですよ。わーい。いただいた当初は嬉しすぎてページをめくる手が震えました。
本が大きいからという理由もありますが。(笑)
「江戸の料理と食生活」
これは過去に描いたお仕事漫画「江戸の台所」の資料用に購入したもの。
江戸時代を料理と食生活から眺めるという趣向の本です。ビジュアルブックなので写真や図版が多用されていてわかりやすい。江戸の料理を再現したレシピ集が載ってるのがいいな。
また美味しそうなんだこれが。
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