日々思うことや好きなことをゆるゆると。商業活動の情報もあり。
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先週末は母が大阪から我が家へお泊りに来ておりました。
日曜日は朝早くから動き出し、以前から気になっていた
伊勢半本店の紅ミュージアムで開催中の『甦る江戸の化粧道具-板紅』を見学。
日本で唯一、紅花から精製した「紅」を販売している会社なのだそうです。
定期的に紅文化や和のたしなみをテーマにしたイベントなどを行なっていて
併設された資料室では紅の歴史や文化、製造方法などを展示しています。
今回の特別展は携帯用の紅入れ容器である『板紅』を現代の漆芸家が
甦らせるという試みでした。会場では作品の人気投票を行なっておりまして
上位に選ばれた作品は廉価版でいずれ販売されることになるかもしれないそう。
選ぶのが1点だけってのが悩みますな。だってどれも素敵なんだもの。
午後からは雨が降りしきる中、チケットを押さえていた
『井上雄彦・最後のマンガ展』を見に上野の森美術館へ。
ひえー凄い行列…入場制限があるとは聞いてたけどまさかここまでとは。
会場に入れたのは入場予定の14時を30分くらい過ぎてからでした。
もともと時代小説にハマリ込んだきっかけが
吉川英治の「宮本武蔵」だった私は「バガボンド」の連載が
始まった当初ものすごい不安を抱きつつ読んでおりました。
いまや原作を離れてますが、全く違う物語として昇華しているので
これはこれで好きな作品であります。
吉岡道場との対決が終わって以降、読んでなかったりするんですが…;
全巻揃ったらもちろんちゃんと読むつもりではあるのですけどね。
展示物はこのマンガ展のために描き下ろした作品。
武蔵の「死を描く」というものでした。美術館の空間を縦横無尽に使い
まさにマンガ展の名にふさわしいものだったと思います。
バガボンドを読んでいない人にも届く展示物を追求していったのだそうです。
何度もはっと息を呑む瞬間が。至福の時間でございました。
実はこの日に初着物でお出かけを予定してたのですが雨模様のために
中止にしました。残念無念…また次回。
月曜日はバイトのお休みをもらっていたので
これも以前から行ってみたいと思っていた
銀座にあるリサイクル着物屋さんへ母と共に出かけてきました。
小さな着物関係のお店が10軒ほどひしめいているビルなんですが
開店から閉店までずっとフロアに居続ける着物好きの方も居るそう。
その気持ち凄く判る!!これはもう宝探しの気分。
あんなにたくさん着物や帯や小物が置いてあったらテンション上がるよ。
思わず目移りしそうだったけど当初の目的である反巾帯を物色。
シンプルだけどなかなかよさげな帯が見つかりました。
しかも予想以上に安いしーーーーひゃほーーい!
大満足でホクホクしてたら、母が浴衣用にと麻の反巾帯を買ってくれました。
一本分のお値段で二本も帯が手に入っちゃった。
リサイクル万歳♪